食べきれない料理に高価なお酒‼日本人には「もったいない」だが真相はいかに⁉

食あるある
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中国円卓の大量の料理
食べても食べても、次々に運ばれてくる料理。テーブルに収まらない時は、皿を積み上げてゆく。

酒の席もビジネスの一環として考える中国である。ここでの振る舞いが一気に相手との距離を詰めるチャンスとばかりに、張り切る人も少なくない。高価なお酒や余るほどの料理、自分自身が下戸なのに、相手に飲ます為に、吐くまで飲む社長、値札の付いた手土産などなどである。中国ではあえて手土産などに値札をつけて、『こんなにあなたの事を想っているんですよ~』とアピールするのである。日本人とは発想が逆ですよね‼

私は、こういう場面になると、いつも思うのである『もったいない‼』と。というのも、注文の半分以上も余ってしまう料理。中盤で既にお腹いっぱいにも関わらず、運ばれ続ける大皿…これを見ていると、『思わず食い切ってやる‼』と思い、ついつい箸を伸ばしてしまうのだが、到底追いつかない、とんでもない量である。後半になってから、とびっきり美味しい料理が来ることもしばしばあるのだが、もう一口も入らない…

なぜ、こんなことになるのか⁉ である。これは、①相手に不快な思いをさせない ②大勢の前で自分の面子を保つ ③財がある事を見せつける=信用を勝ち取る ④残すのが当たり前で、空になると足らなかったと感じる文化 なのではないか⁉ また、こういう席には、相手の親族や友人・知人なども出席する事が多く、我々にとっては全く関係ない人々である。それでも呼ぶのは、ある先輩が言っていたが、『昔は貧しくて、酒も料理もロクに食べれない時代、その時に振舞う事が出来る人が、振る舞える時に振る舞い、助け合っていたんだ。』と。裕福になった現代、そのなごりもあるかもしれない。古き良き日本もこうだったかもしれない。

こういった背景があるにせよ、お酒を共に酌み交わすと、一気にある一定レベルまでは仲良くなることは事実である。ただし、基本的に他人はたやすく信用しない国であり、接待を受ける方も、その彼らの心意気を汲んで、本音で語ったり、飲み潰れたりしながら、相手に答えた場合に限る様にも思う。日本も同じか⁉とも思うが、もっとドライで、冷静でビジネスライクの様に感じる。本当に親友レベルまで行くと、振る舞いなど反対に必要ないだろうからねwww。

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