中国びっくり常識!? 泳げない人がほとんど!? の怪

びっくり常識
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中国の人混みのプール風景
中国のプールリゾート風景。もはや芋洗い状態

私が中国語を勉強し始めて、比較的最初に覚えた単語に『遊泳(ヨウヨン):泳ぐ』という言葉がある。やはり、日本語の漢字が入っており、意味が同じ単語は覚えやすい!あとは発音を覚えるだけで済む。ちなみにプールは『遊泳池(ヨウヨンチー)』であるwww。

せっかく覚えた単語なので、何気ない会話でも『泳げるか?』と聞く事もあるのだが、大体の中国人は『泳げない』と答える事が多い。日本では、大体は泳げる人が多いので、なぜだろう⁉ と考えていたのだが、日本人が泳げる理由としては『小学校にプールがあったから』が、大半だろう。もちろん、街のあちらこちらにあるスイミングスクールに通っていた方も少なくないはずだ。

では、なぜ中国人の大半は泳げないのか!? もうお気づきであろう。『中国の学校にはプールが無い』のである。確かに市場調査などで、どこのエリアの小学校を見てもプールは無い。かろうじて、小さな校庭があるだけである。また、川や海も多い様に思うが、川などは国家の持ち物で、釣りすら禁止されているし、海などは観光地でもない限り、砂浜などは少ない様に思う。しかも汚染されている所も多いし…だから、中国で巨大プール施設などが出来ると、イモ洗い状態となるし、よくよく見ると、水に浸かっているだけの人が多いのがよく分かるであろう。

また、中国の南部や沿岸地域では、比較的温暖気候で、お風呂に浸かる習慣がなくシャワー文化なのである。ある時、お風呂文化のない上海のスタッフに『お風呂の水は、一回一回入れ替えるのか?』と聞かれた事がある。理由を聞くと『家族であっても、人の浸かった水は汚い』とのこと。ところ変わればであるが、元々、水に接する機会が少なく、水に慣れていないのかもしれない。だからプールといえど、遊び方が分からず、浸かるだけで満足なのではないかwww。

日本では小学校でプールがある事が当たり前の様になっているが、それは島国で海に囲まれているから!? 教育上!? 健康上!? など、日本に居ては絶対に考えない事まで、考えてしまうのである。いずれにしても、小学校にプールを常設してくれた先代の方々に感謝せねばなるまい。

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