中国あるある!タクシーぼったくりパターン‼『機械が壊れた…』

騙され話
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上海タクシー
上海のタクシー。黄色い中型BOXタイプのタクシーは、2008年の北京オリンピック以降の採用なので比較的白タクは少ない。

上海での主な交通機関は、地下鉄とバス、タクシーである。車も所有している人も多いのだが、渋滞も多く、維持費に費用が嵩むので、結婚後、一家に一台、週末用といった使い方が主流であろう。

上海では地下鉄、バス、タクシー共通で使える交通カードというものがある。タクシーなどは、このカードでの支払いは拒否できない規則となっているのであるのだが、白タクに乗ってしまうと現金支払いを要求してくるケースが多いのである。おそらく、交通カードの使用履歴で、足が着いてしまう事を用心しているのだろう。

こういった環境下で、”タクシーあるある”なのだが、白タクに乗ってしまう事も少なくない。運転席の透明のガードが無いのはほぼ白タクなので、すぐに見分けがつく。一応料金メーターはあるので、すぐさま『領収書は出るのだろうな!?』と牽制するのだが、大抵は『問題ない』といって発進するのである。ところがである!目的地近くになると『あれ⁉あれ!?』といいながら、料金メーターを叩きながら壊れたアピールをしてくるのである。頭を抱えながら、困り果てた演技をしてくるのである。白々しい……

目的地に到着し、料金メーターが壊れているので、正確な料金は分からず、値段交渉が始まるのである。『いつもメーターは20元だ。』、『いや、30元』、『いや25元』と無駄な交渉ラリーが始まるのが定番である。また、領収書は運転手が手持ちの紙の領収書となる。

このように白タクに乗ってしまうと、ほんの少しの金額をかすめ取って行くのである。元々タクシー料金は日本と比べて驚くほど安いので、目くじらを立てる程でもないが、そんな目に遭った日は1日中気分が悪くなるのである。

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