中国 正直者はバカを見る!? ホワイトカラーの悲劇‼

マナー
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通常の時は「シレ〜ッ」と順番を抜かし、有事の時には皆さん殺気立ち、カオス状態に…。対応も悪く、効率も悪い。やれやれである…。
通常の時は「シレ〜ッ」と順番を抜かし、有事の時には皆さん殺気立ち、カオス状態に…。対応も悪く、効率も悪い。やれやれである…。

中国流 列の並び方

中国に来て不思議に思う事の一つである。いつでもどこでも、並ぶとなると一旦団子状態となる。誰が先、誰が後と言う訳でもなく、皆さん一旦集まるのである。そこから、入り口が開き、徐々に前進してゆくわけだが、その団子状態から、進みながら3列になり2列になり、ようやく入り口付近で1列になる。その間誰もしゃべらないし、譲り合いの様な行為もない。

ふとそんな風景を見ていると、これも合理的な⁉ 『まるでチャックの様だなあ~』と思うのである。無言の意思を持ったチャックである。これも中国珍百景かwww。

おそらく暗黙の了解で、何らかのルールが存在しているのだろう。前方に隙をみせたら、シレ〜ッと前に割り込まれるのである。どうも「隙を見せたほうが悪い」というルールなのだろう。

私は長らく中国にいるので、ある程度のマナーの悪さくらいでは何とも思わなくなったが、やはり、最も腹立だしいのが、正直者がバカを見てしまう行為を目にした時だろう。こればかりはいつ見ても気分が悪くて仕方がない。ホテルのチェックイン・アウト、空港の搭乗、地下鉄の乗降りなどなど、その多くは横入り、順番抜かしの類だろう。真面目に並んでいる正直者が後回しにされるのである。

有事の時にはすぐにカオス状態へ突入

2019年の国慶節の時だったであろうか、重慶から上海経由で日本へ帰国しようとした時の出来事である。チェックインを済ませ、スーツケースを預け、搭乗口までスムースに済まし、後は乗るだけ状態となる。そこからである、搭乗時間になっても、待っても待っても乗り出しコールが掛からない。1時間、2時間、3時間…とその時である、フライトキャンセルのコール… 気にはなっていたが、広東付近に台風上陸、つまり重慶から上海までの経路に台風が来るので今日はフライトは取り消しとの事であった。。。重慶の空は晴天であったが、こればかりは仕方がない。またチェックインカウンターまで、戻ることになったのであった。

受付を済ませたカウンターまで引き返し、ここで良いか聞くと、『総合窓口でフライト変更をしてくれ』との事。嫌な予感がした。空港の総合カウンターとは、有象無象の乗客が相談する窓口である。普通のフライトではあまり立ち寄らない。行ってみると案の定、並んでいた。それでも、まだ10人くらいだったので、15分位並び、フライト変更を頼むと、『明日の便は確認しないと分からないので、少し横で待ってて』とのこと。20分くらい待ってもまだ対応出来ないので、先に出戻りのスーツケースを取ってくると言い残し、その場を去った。

そして、再び戻ってくると、そこには70名くらいの長蛇の列が出来ていたのである。当然キャンセルとか、トラブルとかあった乗客が来るので、皆さん少し殺気立っている。私は一応用件は済ませているので、並ばずにカウンター横で立ちながら待っていた。

受付のカオスな状態
受付カウンターは縦でなく横に並び出す。もはやどこが先頭か分からない状態。オペレーターは何を言われても動じない強者であった。

その70人以上の列に対して、オペレーター2人、知的そうな眼鏡をかけた女性であったが、誰に何を言われようと、冷静沈着であった。思わず「カッコイイ~」などと思ってしまったが、これも彼女が身につけた中国流の身の躱し方なのだろう。(全部受けていたら精神が持たないだろうwww)

しばらくすると、場が荒れ出し、カウンターはどこが先頭か分からない横並びのカオスな状態となる。

さ・ら・に ‼︎

文句を大声で延々に言う人」、

「この列に並んでていいのか?と確認する人」、

「我先にと言わんばかりにチケットをオペレーターのパソコンの前に出す人」

慣れていないオペレーターはいちいちその文句に大声で対応するので、混乱が混乱を呼び、とても非効率である。この調子だと3時間以上は掛かるだろう……。

やれやれ「私は関係なくて良かった〜」と思っていたら、30代後半くらいの女性であろうか、ノースリーブからわき毛が生えている…カウンター横で待っている私のところに来て『ドン‼』と体当たり…私は漫画の様にもんどり打ってよろけてしまったwww。その女性は半端ない大声で自分だけの用件を済ませ、現金を払ってそそくさと帰って行った。世界中どこにいってもオバハンは強しなのである。

私も1時間経った時点で、文句を言う乗客に牽制しながら、知的なオペレーターに『明日のチケットは諦める、明後日のチケットで』と依頼し、予約を済ませて帰ってきたのである。これも横入り⁉ いやいや違うだろう。

ホワイトカラーの悲劇

そんなカオスな状態で1時間経った頃、ふと見ると真面目に列に並んでいる5mくらい後方にいた小綺麗なYシャツを着た如何にもホワイトカラーのやさしそうなサラリーマンが『並んで~!並んで~』と連呼する姿が見えた。たった5mだが、1時間経っても全く進まない。なぜならば心無い人たちが横入りするから…。

この姿には見るに耐えがたいものがある…。外国人からみた横入りと中国人の同族からみた横入りでは、全く違ったものに見えるだろう。我々は「中国人だから…」で簡単に割り切れるが、同族である彼からすると何と思うのだろうか!?「恥かしい…」「腹が立つ…」「レベルが低い…」如何にも教育レベルが高そうなホワイトカラーの心情を察すると何とも言えない感情が芽生えるのである。

このように、イレギュラーな事があると、皆が殺気立ち、中国人本来の本性らしきものが見えて来て、このような場面に高い確率で遭遇してしまうのである。

乗客もオペレーターも何とか教育レベルを上げたいものである。私からするとオペレーターも悪い。人数を増員する訳でもなく、順番を守る様に並ばせることもなく、声のでかい客順に処理をする姿勢…。ま、ここまで殺気立つと無理か⁉︎ とも思うが……。

真面目に並んでいたホワイトカラーの様な悲劇をこれ以上出さないためにも、全体の教育やモラルのレベルをあげて欲しいと切に願う毎日である。

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