中国酒文化を知っていますか?酒持ち込みOK‼︎今夜は赤?白?黄?

酒あるある
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中国のお酒の種類と呼び方
中国ではお酒に色の名前が付いている事と”一文字+酒”で表現する事が多いので覚えやすい。

中国でビジネスをしている以上、酒の席は避けて通れない。出張で市場を回り、夕方に業務を終えると、大体は会食しようという話になる。毎回、かなり強めのお断りを入れるのだが、それでも連れていかれるのが普通である。連れていかれるとは、妙な表現であるが、基本的に飲まされるのが分かっているので、避けて通りたいのが本音である。

中国では、お酒に色の名前が付いている事と”一文字+酒”で表現する事が多いので、覚えやすい。地方によって、好まれるお酒や嗜好の違いもあるが、一般的なものは下記である。

中国のお酒の種類と中文での呼び方

■紅酒(ホンジョウ)  ・・・赤ワイン   酒度数 14%

■白酒(バイジョウ)  ・・・白酒     酒度数 48〜52%

■黄酒(フアンジョウ) ・・・ 紹興酒    酒度数 16%

■啤酒(ピージョウ)    ・・・ビール    酒度数 3%

■洋酒(ヤンジョウ)  ・・・ブランデー、ウイスキー類  酒度数 40% 

■白葡萄酒(バイプウタオジョウ)・・・白ワイン  酒度数 14%


■清酒(チンジョウ)  ・・・日本酒   酒度数 15%

■焼酒(シャオジョウ) ・・・焼酎   酒度数 25%

よく飲まれるお酒を紹介したが、もっとあるかと思う。参考にアルコール度数も書いたが、やはり、最も警戒するべきは、白酒と洋酒であろう。中国のお酒の飲み方は基本的には一気飲みである。洋酒は広東省や福建省のごく限られた地域でしか出てこない事を考えると、一般的には『白』が出てくればOUT ‼︎である。アルコール度数が高くて有名なテキーラでも40%前後だが、白酒は48〜52%である。如何にOUTかお分かりになるだろう。因みに、ビールはアルコール度数3%と日本より低いのでSAFE!!であるwww。

ここからは、私の宴会に辿り着くまでの憂鬱な気持ちを時系列で紹介しよう。

出張先で夕方に業務を終え、会食会場まで先方の車で送られるのが多いのだが、その車中ではいつも『今日は赤?白?黄?何だろうなあ…』と憂鬱な思いを馳せるのである。”赤=紅酒(ホンジョウ)でワイン、白=白酒(バイジョウ)、黄色=黄酒(ホアンジョウ)で紹興酒である。ビールは啤酒(ピージョウ)”。中国ではお酒は持ち込みOK。乗っている車のトランクには、今日飲む酒がたんまりと積まれている事がほとんどである。

『着きましたよ』と言われ、車から降りて、トランクを開ける瞬間‼ さあ、勝負‼『今日は何色だ〜⁉︎』『ああッ~‼ 白か~~‼ 悲悲』白酒… OUT‼︎である。しかも6本とか12本とか大量に持ち込まれている時は、覚悟を決めなければならない‼『無事生還する‼』と。

こうなると、いつも私は宴会場の個室に着き、席に着いたら、こっそりとカバンからヘパリーゼを取り出し、お茶で流し込むのである。こっそりとである。バレると『飲み会に気合が入っている‼︎』と逆に勘違いされる恐れがあるためだ。もっとも、白酒にヘパリーゼなど効いたことがない様に思うのだが… 病は気から!気休めにはとても効果的であるwww。備えあれば憂いなし‼︎ 出張時の必需品である。

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