中国語の習得が難しい理由‼授業が終わると顔面が疲れまくり・・・

生活あるある
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中国語に疲れたサラリーマン
授業が終わると顔中の筋肉が疲れ、すごい疲労感に包まれる・・・(写真提供:ぱくたそ)

日本語の母音はいくつあるだろう? 基本は「あ・い・う・え・お」の5個である。英語は?26個。では中国語は?と聞かれると知らない人が殆どであろう。なんと‼ 36個である。下記はネットでの情報であるが、中国語の母音を表している。

単母音
/a/, /o/, /e/, /i/, /u/, /ü/
そり舌母音
/er/
複合母音(二重母音)
/ai/, /ei/, /ao/, /ou/, /ia/, /ie/, /ua/, /uo/, /ue/
複合母音(三重母音)
/iao/, /iou/, /uai/, /uei/
鼻母音
/an/, /en/, /ian/, /in/, /uan/, /uen/, /uan/, /un/
/ang/, /eng/, /iang/, /ing/, /uang/, /ueng/, /ong/, /iong/

これに4声(発音の強弱)が混じるのだから、実はかなり難しいように思う。私も中国に来た当初、90回、週2回の中国語の授業を習わせて頂いていたのだが、2年半も経って、半分も終わっていない事が発覚し、断念した経緯がある。

その授業が終わると、今まで経験したことがない顔や顎の疲労感に包まれる。それもそのはず、日本人が普段使った事のない顔や口の筋肉を使わないと、正式な発音が出来ないからだ。『舌を上に巻いて、息を吐く様に…』『口を尖らせて、舌を上の歯の裏に押し当てて…』『”い”と発音する口の形で、一気に…』などなど、何をしているのか分からなくなるような授業である。

日本人は基本不利である事を痛感する。母音が5個しかなく、幼少期から英語や音楽でも聴いていない限り、色んな音を聞き分けられる耳細胞も発達していない。それに加えて、私はオジサン…これが一番の原因かもしれないが… 簡単にしゃべれる訳がないのである。

それでも、中国語を学ぶ上で、唯一日本人が有利な点がある‼ それは『見ればなんとなく分かる』こと。そう!漢字なのである。意味もかなり近い事の方が多い様に思う。タイ語や韓国語など、絵に見えてしまう様な言語より、ここだけは‼︎ かなり有利である。もっともっと精進せねば‼︎‼︎

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