実録‼大きな声で言えないが…上海でコピー商品を買う方法とは!?

生活あるある
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ルイビトンの財布
最近の商品は見分けがつかないくらい精巧の様だ。

上海は世界的に有名な観光地である。私は毎月のように、日本からの出張者やプライベートで来る知人に対して、有名な観光地や美味しい料理など、楽しんで貰えるように案内をしていた。毎回の事なので、現地人ならではのお手軽観光MAPを作っていたほどである。

観光名所の一つに、ニセモノ市場を入れている。3階建ての建物全体がコピー商品の店なのである。と言っても1階、2階、3階と徐々にディープに、露骨になっていく。エントランスにはあまりコピー商品は並んでいない。私は3階のあるお店を贔屓にしており、毎回お客を連れていくので、そこの社長と友達の様になっていった。社長と言っても30代手前くらい、ジャッキーチェンに少し似ているハルピン出身の若者で、いかにも上海人と思われる長身の美人妻と経営している。

ここの建屋全体では、ガサ入れに備えて、店先にはチョロチョロとコピー商品を置き、それを呼び水として、大抵は”倉庫”を持っていて、そこに連れて行くのである。没収されても被害を最小限に抑える工夫なのだろう。

私は客を連れて行くと、毎回、倉庫へ行くのがお決まりである。その行き方が、いかにも的で、とても好評なのである‼ まず、そのビルの3階から屋外の非常階段で、隣のホテルの屋根に移り、ホテルの客間を通り、室内階段で数階上がり、屋上に出て、その屋上の奥に建てられた掘っ立て小屋が、彼の倉庫である。この演出には100%連れて行った客は満足する‼ リピーターも多いのでああるwww。

入ると、カバン、財布、腕時計などが、びっしり無造作に置かれている。腕時計など雑誌などでしか見た事が無いブランド商品が殆どだから、実際見分けがつかないが、品質はSS,S,Aなどランクが分かれており、それによって値段が決められている。決められているといっても、全て交渉なので、お互いの信頼度合いが大きく関係してくるのである。初めてだと吹っ掛けてくるので要注意‼ 実際の品質はどうかというと、ある出張者は、『中国はコピー商品のレベルが高い‼』と絶賛していた。遊びとしてなら問題ないレベルであろう。そこそこ買い物も終了すると、その社長は毎回必ず、『友だち‼ これプレゼント‼ 』といって、100元(1500円)くらいのお土産を全員にくれるのである。小銭入れ、名刺入れ、ポーチなど小物の類である。全く買わない時でもくれるのである。これで、連れて行った私の面子も立つのである。

大きな声では言えないが、このような場所は結構たくさんある。最初は”倉庫”と言われて、ビビッて行けなかったが、カツアゲに遭うようなことはなさそうであるwww。

最後に、あくまでグレーな商売であるので、この記事では、おすすめするつもりはありません。行く行かないは自己判断でお願いします。

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